虫歯の進行段階ごとの治療法とは
新宿オークタワー歯科クリニックです。
本日は虫歯の進行段階と治療法についてお話しします。
【C0:ごく初期の虫歯】
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。
黒くなったり穴はあいていないため痛みなどの自覚症状はありません。
適切なブラッシングやフッ素塗布で元の歯の状態に戻すことも可能です。
【C1:歯の表面の虫歯】
歯の表面のエナメル質がさらに溶け、茶褐色になっている状態。
冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。
虫歯の部分のみを削り、レジンという歯科用プラスチックを詰めて治療します。
【C2:象牙質の虫歯】
虫歯菌がエナメル質の内側にある象牙質という部位まで進行した状態。
冷たいものや熱いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。
虫歯の部分を削り、インレーという詰め物で詰めます。
【C3:神経まで進んだ虫歯】
虫歯が進行して歯の神経まで達した状態。
何もしていなくてもズキズキと刺すような痛みが出ます。
神経を取り除くために根管治療という、神経が通っている管(根管)の内部を治療し、クラウンという被せ物を被せます。
【C4:歯根まで達した虫歯】
虫歯の末期で、歯根まで虫歯に冒された状態。
神経が死に腐敗し、膿が出て悪臭もします。歯を残すことができないため抜歯が必要です。
抜歯後は入れ歯やブリッジ、インプラントなどの歯の代替となるものをいれます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
西新宿駅徒歩4分・都庁駅前徒歩6分の歯医者
『新宿オークタワー歯科クリニック』
住所:東京都新宿区西新宿6丁目8−1 新宿オークタワーA 203
TEL:03-6279-0018
歯周病と喫煙の密接な関係とは?
新宿オークタワー歯科クリニックです。
本日は歯周病と喫煙の関係性についてお話しします。
喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、症状の悪化を招きやすくなると多くの調査から報告されています。
さらに、喫煙者は歯周病治療をおこなっても、治りにくくなってしまいます。
ある統計データによると、歯周病にかかるリスクは「1日10本以上喫煙すると5.4倍」に、「10年以上吸っていると4.3倍」に上昇するのです。
理由としては、
・一酸化炭素による酸素供給の妨げ
・ニコチンの血管収縮作用による酸欠、栄養不足
・タール(ヤニ)の歯面付着による歯石の形成促進
といったことが挙げられます。
禁煙することで、危険性を下げることができますので、
タバコを吸っている方はこれを機に禁煙してみてください!
以上となります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。