予約

ほとんどの歯科医院は予約制ですが、歯のトラブルは急に起こるものです。そこで当クリニックでは応急処置にもできる限り緊急で対応しています。もちろん当クリニックも予約制ですが、歯のトラブルに対する治療はできるだけ早く行うことが重要ですし、痛みがあってそれを何日も我慢するのはとてもつらいものです。歯のトラブルがありましたら、まずは当クリニックまでご連絡ください。当日中に対応できる時間帯があればそれをご案内しております。

状況や状態によって様々な応急処置がありますが、緊急のトラブルに対して当クリニックでは基本的に下記のような治療を行っています。あくまでも応急処置ですから、症状が改善した場合も改めて予約を取ってきちんと治療を受けてください。

急な痛み

急に歯の痛みが起こった場合、応急処置として痛み止めや抗生物質の処方、噛み合わせの調節、患部の消毒などを行うことで痛みの緩和を行います。また、神経を取る抜髄が可能な場合もあります。

歯が欠けた・歯が抜けた・差し歯や被せ物、詰め物が取れた

虫歯で再治療が必要なケースでは消毒し、薬の仮詰めを行います。状態に問題がなければ、取れた被せ物や詰め物を付け直すこともあります。

前歯のトラブル

前歯が欠けてしまった、抜けてしまったなどの場合には、付け直す、詰める、仮歯を製作するなど、審美的な応急治療も可能です。

親知らずの腫れや痛み

親知らずの周辺は炎症を起こしやすく、急な痛みや腫れが起こりやすい場所です。親知らずは斜めや横に生えて、隣の歯との間に入り組んだ隙間があるケースも多く、構造的にも手入れがしにくい傾向があります。こうした親知らずの腫れや痛みに対しては、応急処置として洗浄と消毒を行い、痛み止めや抗生物質など内服薬を処方することで症状を改善させます。 親知らずの周囲には太い動脈、下顎管や下歯槽管などの神経があります。埋伏智歯という骨の中に埋まっている親知らずなどの場合、応急処置後に改めて口腔外科による抜歯が必要になる可能性もあります。

歯医者によっては初めから麻酔をされる歯科医院もあるようですが、これには健康な部分まで削ったり神経を抜いてしまう可能性があるため、当院では麻酔が必要な部分を見極めた上で麻酔を行っております。
通常、削るタービンが神経や虫歯部分に当たるので痛みが出るのですが、当院ではマイクロスコープを使用することで、神経の位置が正確にわかるため、どこまで削ったら痛いか・神経を傷付けないかを見極めて治療しております。
その結果、当院の虫歯治療はなるべく神経を残しながらも、痛みのない治療を行っております。

神経を抜いてしまうと痛みはおさまりますが、歯自体がもろくなり割れたり傷みやすくなるためできるだけ神経を残す治療が大切です。